どうも、こんにちは。
「ロミオとジュリエット」を日本語版にすると、だいたい「飯田と高橋」ぐらいだなぁと思える緒方です。
ご機嫌いかがでしょうか。
【前回のあらすじ】
ライトセーバーを作った。

思えば長くかかったものだ…。
最初は扇風機のモーターで回そうとしてたけど、どれだけ無謀だったんだろうか。
さぁ、内部を作ろう。


ボルトと丸棒を使い、回転盤に通します。

こうすることで下のモーターと連動します。
ついでに最下段にはターンテーブルをくっつけます。

次は、モーターの部品です。

モーターのシャフトは半月型になっているので、普通の穴では固定できません。
この形にあう板が必要になります。


さすがにボール盤では作れない形状なので、レーザーで作りました。




これで固定して回転します。
直繋ぎするとモーターに負担がかかるので、プーリーを作ります。



糸のこぎりで頑張って作りました。
これで速度を落とせるはず…

さて、ベルトを作ります。

ウレタンゴムをライターで溶かします。

割り箸をレールがわりにして、接着!

強く引っ張っても取れないぐらいに圧着します。

爪切りを使ってドロスをカット。
それなりに綺麗になります。
さて試運転だ!
「がくんッ!」

ウレタンゴムの強い引っ張る力がシャフトに加わり、穴が変形してしまいました。
1箇所だけで支えると、安定しないようです。
土台に固定できるターンテーブル台を作りましょう。


これで引っ張る負荷を分散させれば安定するかと思いましたが、それでもなかなかうまくいかず。

一応ブッシングを買って試してみたのですが、これでも安定して回りません。
どうしても木材が鉄に負けてしまい、穴が変形してしまいます。
くっ…しょうがない、奥の手だ!!

3Dプリンターで設計し、素材を樹脂に変更します。



33時間で出来ました。


欲しいサイズのプーリーがないので、こちらも作りました。


サイズもぴったりに設計。
ラチェットで固定します。

ベアリングの規格に合わせて再設計。

便利なのでスピーカーの台もついでに作りましょう。

ここから音楽が流れます。

回転が速すぎたので、プーリーをもう一個作り、ちょうどいい具合に減速させました。
モーターが熱くならないようにファンもつけておきます。
最後にライトセーバーを通して…

…完成しました!!
「ビビジランテ・ソンテネグロ・ホメストーニ・カルマンドーレ・ポポス」ついに始動です。
名前が覚えられない時は「aの棚」で伝わりますので、ぜひご覧ください。
開店と同時に回転します!(上手い!)

一応最初の構想通りに作れたかな?(詳しくは【ブログ】第66回 棚を作ろう。〜その14〜をご覧ください)

↓

…あ!
上段と下段の高さ逆に作っちゃった笑



