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【ブログ】第62回 棚を作ろう。〜その13〜

どうも、こんばんは。

ゴリラがやるドラミングのモノマネをしていたら、平成が終わっていた緒方です。

ご機嫌いかがでしょうか。

10連休のゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしたか?

今日から仕事という方も多く、なかなか重い腰が上がらないかと思います。辛いところですね。

滅多に取れない長期の連休に、旅行された方も多いでしょう。

当店も三連休が取れましたので、私も日帰りですが旅行ができました。

 

浅草橋へ日帰り旅行ですが

 

というわけで、三連休を生かして棚を作りましょう。

Cの棚の隣にスペースがあるのですが、ここを上手く使いたいですね。

しかしDの棚のように前に出っ張らせると、作業台と近くなり、通りづらくなってしまいます。

それなら、斜めを生かした棚を設計しましょう。

入り口と横、両方から見える工夫にしてみます。

斜めの壁とCの棚の壁面を垂直にすると約20cmが取れそうです。

そこから垂線を引くと、幅が約63.5cmになりました。

Dの棚の壁面に乗せるような形にするので、120度で切り欠き、そこから斜めの壁と平行にすると150度になります。

謎のダクトがあるので、この手前で終わらせなくてはなりません。

謎のダクトから、壁の斜めの頂点を90cmで設定します。

角度切りは難しく、寸法が大きくずれてしまう可能性があるので、90cmの方は全て90度のみにしました。

そうなると、63.5cmの板の実寸法を変更する必要があります。

ん、150度ってことは正三角形が作れますね。ラッキーです。

三平方の定理が使えるので、15√3cmと仮定すると89.48cmの平板を切ればいけそうです。

実際は角度切りした後に微調整が必要なので、捨て切りするために少し大きめに作りたいのですが、

市販されている板が3×6材(1829mm x914mm)なので、あまり余裕がなさそう。

腕の見せ所ってやつですね…!!

おなじみのパイン材。4枚購入です。

今回は難しいので全部下書きします。

分度器が大活躍です。

この卓上丸ノコに大分癖があるので、ここでも微調整。

少し大きめに切った板を、まずはしっかりと角度を出して切断。

少しズレが生じますが、ここは捨て寸法なので気にしなくても大丈夫です。

それより角度が大事ですね。

次に、壁から30度(60度)傾く角度切りをします。

90cmの板の奥行きが30cm確定なので、ここはしっかりと寸法と角度を出さないといけません。

よしよし、いい感じです。

それと足場も作りましょう。

よーし、ニスも塗っちゃおうかな!

ハケが入らなかった。

さて、気を取り直しましょう。

お店に持って来て仮止めします。

足場もスタンバイ。

角度切りした部分にも接するように、後ろを少し長くしています。

土台を置くとこんな具合に。

角度もピッタリです。

テトリスで丁度いいブロックがハマった気分です。

さて、ここから仕切り板を全て固定しますが、ビスの頭が大切な作品を傷つけてしまわないように、上向きに穴を開けます。

ドライバーが入らないので、一段一段乗せていく形になります。

よし、こんな感じですね。

背面はT字ブラケットで固定してあるので外れません。

さて、これを土台に乗せて完成…

 

…あれ?持ち上がらないんだけど。

板4枚分あるし、形が歪なので持ちづらい…。

そうだ。斜めに傾けて乗せれば。

 

天井にぶつかった。

 

ということは、気合を見せるしかないか。

いくぞ緒方!お前の本気を見せてみろ!うおおお!

 

ドスン!

 

なんとか乗せられました。(背骨持っていかれるかと思った)

しっかりと乗ってますし、邪魔もしていませんね。

謎ダクトもしっかりと回避しました。

正面から見るとこんな感じです。

斜めの部分が入り口と横から見られるニューデザインになっています。

是非ご利用下さいね!