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【ブログ】第31回 棚を作ろう。 〜その9〜

どうも、こんばんは。

家を出るだけでカラスに襲われる緒方です。

ご機嫌いかがでしょうか。

 

最初にして最大の関門、棚づくりがいよいよ大詰めを迎えようとしています。

最初にニスを塗り組み立ててみると切り欠きが滑らず、手間がかかるために、先に組み立ててからニスを塗ることに決定しました。

 

 

しかし、先に#60と#240の紙やすりで表面を仕上げる段取りは同じです。一つ一つコツコツと進めます。

一つ目を作ってわかったことが、板にはそれぞれ個性があり、変わったアーチ状になっていたりするので、組み立てる段取りが重要だとわかりました。

 

 

まず、クロスの部分を組み立てます。

まっすぐな板をはめ込み場所を確認、板がちゃんと入るか確かめます。

ここで入らなかった場合、

 

 

やすりで削って調整します。

そうです。木は生きているので、板厚が違うのです。

 

 

次に、エンドの部分を横からスライドさせるように、はめ込みます。

ここでもヤスリで微調整します。

 

 

その次に両サイドをはめ込みます。

上部のエンドを先に決めることで、側面が上手くはまりやすくなります。

 

 

板厚が18mm、切り欠きは19mmですがピッタリですね。

そして必要な部分にコーススレッドを打ち込むと、

 

 

完成しました!

よし、この調子で…

 

バキ!!

 

 

げ、折れた…!

 

 

材料の歩留まりの関係で、仕切り板の向きを何枚か変えていました。

木の繊維が横向きのため、縦からの圧に弱くなっています。

予備があるのでなんとかなりました。

 

そして…ようやく四台完成しました!さすがに疲れました。

途中で薄々「これ、一人でやるもんじゃないな」と思ってしまいましたが、最初に「一人で作りきる」と決めたので、男に二言はありません。

 

 

最後になりますが、当店はハンドメイドを扱うお店なので「お店で使うものはハンドメイドで作ろう」と、ハンマーを使わずにパンチで頑張っていたのですが、先ほど突き指したので、そろそろハンマーを買ってきます。