【ブログ】第114回 マルシェをしよう(ワイルドスピード編)

どうも、こんにちは。

MBTI検査で「FAKE」と診断された緒方です。

ご機嫌いかがでしょうか。

 

※前回のあらすじ

マルシェの準備はギリギリ終わったが、数時間後に出発しなければならない。

緒方は居眠り運転せず無事に乗り切ることはできるか。

 

-5月3日 AM1:00-

【主催の朝は早い】

 

よし、ちゃんと起きれたようだ。

体は…大丈夫だ。ちゃんと動く。

積み込みの時の筋肉痛は軽めで済んだ。

湿布は貼った。鍵も持った。

さて準備は整った。

「人事を尽くして天命を待つ」

あとは…神頼みだな。

 

-AM1:30-

【主催は祈る】

 

近所にある小さな神社だが、神であることには変わりはない。

今日のマルシェが無事に終わることを祈って、気合の五円(御縁)を投入する。

 

-AM1:30-

【主催は職質される】

 

警察「こんな時間に何をやってるんですか?」

緒方「いや、お参りを…」

警察「スパナとかドライバーとか持って、どこへ?」

緒方「えっと、俺は主催でして…(落ち着け。俺はトクリュウじゃない)

警察「最近このあたりも(お前の様な不審者がいて)物騒ですから、(逮捕しちゃうから)気を付けてくださいね」

 

ご利益半端ねえな

五円だと神様もブチギレる、円安の世の中を緒方はひっそりと嘆いた。

 

-AM2:00-

【主催は安全運転】

 

一度お店に寄って、ガチャを回収しないといけない。

埼玉の実家から浅草橋まで通常2時間半ほどかかるのだが、早朝なので2時間弱で着くだろう。

しかしこの2tトラックの様子がおかしい。

アクセルをベタ踏みしてもなかなか速度が出ないのだ。

 

 

今回借りているトラックはマニュアル車ではなく、セミオートマ車。

クラッチはないがギアは手動で切り替える必要があり、初めて運転するタイプ。

しかし、五速に入れても60km/h程度しか出ない。

荷物が重いから速度が出ないんだろうか。まぁ、急いでないし安全運転でいこう。

 

-AM4:00-

【主催は眠い】

 

無事、浅草橋に到着。

お店により、ガチャとノボリを回収。

荷物の最終確認。ガチャのカプセルやチケットも持った。

 

 

空も白んできた。

天気は曇りのち晴れ。

眠い…でも今寝ると永眠する気がするので我慢。

 

-AM6:00-

【主催は到着する】

 

隅田公園に到着。

 

 

素晴らしいこのロケーション。

朝日をバックに威風堂々と聳えるスカイツリー。

曇り空と涼しい風が最高に気分がいい。

さぁ急いで準備しなければ!

 

-AM9:00-

【主催は準備完了する】

 

準備完了!

さぁここからが本番だ。

力の限り頑張るぜ!

 

-PM12:00-

【主催は気付く】

 

ずっと見て見ぬふりをしていた現実がある。

 

めちゃくちゃトイレ行きたい

 

思えば朝からずっと行けてない。

しまったな、俺としたことが…

 

マルシェの準備に精一杯で膀胱の筋トレを忘れていた

 

主催としてあるまじき失態。盲点だ。

 

お客様「ガチャやらせてくださーい」

緒方「はい!ご案内しますね」

 

しかしガチャの対応があるから、なかなか席を外すタイミングがない。

こうなったら隙を見て行くしかないが、主催は決して尿意を悟られてはいけない

あくまでも冷静に。そして、健やかな表情で。

 

お客様「わーい、やった!」

緒方「どうもありがとうございますー!またお待ちしております」

 

よし…今だ!

ダッシュ!

 

 

あと20m…10m…

 

トイレに到ちゃ…

 

観光客「Excuse me?」

 

Oh my god

 

主催は尿意を決して悟られてはいけないが、それはあくまでも接客中のケース。

トイレに入ろうとしてる場合は、そのルールは適用外のはず。

 

-その刹那-

緒方の脳がフル稼働を始めた。

過去の記憶を呼び起こす。

 

そう、たしかそれは小学生の頃の古い記憶だ。

授業中に「先生、トイレに行ってもいいですか?」という生徒は、

 

仮に小であっても大を疑われる

 

「大は小を兼ねる」

昔の偉人は的確なアドバイスを後世へ伝えたものだ。そう!

 

-PM12:30-

【主催は大便を疑われてはいけない】

 

そもそも、主催は大を疑われてはいけない。

開催中に主催が大なんてしたらペナルティどころじゃ済まない。

執行猶予がつく。

そんなミスをしたら負け犬、否、負け馬である。

 

(滅私)

マルシェは遂行する。

プライドは守る。

両方やらなくっちゃあならないってのが主催の辛いところだな。

 

現状の問題点は二つ。

・冷静かつ平常心を装って、トイレに急いでる旨を英語で伝えること。

・尿意というマニアックな英単語を緒方は知らないということ

 

落ち着け、緒方。

こうなったら…

 

 

緒方「Sorry!(ごめんなさい)」

観光客「?」

 

緒方「My son is blast(私の息子が爆発します)

観光客「Oh my god…?」

 

 

観光客「Fire?(火?)」

緒方「No!Water!(いいえ、水です)」

観光客「OK.Good luck!(健闘を祈る)」

 

奇跡的に意味が通じた

 

 

-PM17:00-

【主催は最後まで気を抜けない】

 

なんとか今日を無事に乗り切った。

しかし、緒方の本当の戦いはここから始まる。

 

テーブルを片付けてトラックに積み、埼玉県にあるレンタカー店に20時までにトラックを返却しなければならない。

しかしその前に、ガチャをお店に、テーブルを埼玉の実家に片づける必要がある。

隅田公園→浅草橋→実家→レンタカー店というコースを残り3時間で回らなければならないというセルフブラック企業

 

暗ミカ「ブラックって200種類あんねん」

 

しかし、思ってた以上に片付けに時間がかかってしまった。

17時を回っているのにテーブルの積み込みがまだ終わっていない。

焦る中、当店の作家様のironowaさん、あさあさ日和さん達のがトラックの積み込みを手伝っていただきました。

本当にありがとうございます!

 

-PM17:30-

【パンドラ・ノ・ハコニワに到着】

 

店に到着し、ガチャを積み下ろす。

タイムリミットはあと二時間強。

このままじゃ間に合わない。

ゴールデンウィークで渋滞しているから、首都高に賭けるしかない。

 

 

なにーっ!!?

ETC専用レーンしかないだと!?

4年前のハコニワマルシェのときは、現金で首都高乗れたのに!

 

調べたら今年の4月から首都高ほぼETC専用だそうです。

【Yahooニュース】

ついに…首都高あと1年で「ほぼETCしか使えません」に! 専用90箇所⇒今年度中に134箇所へ 現金使えるのは“ごくわずか”

首都高速道路は2026年4月15日、寺山 徹社長の会見を開催し、今年度も料金所の「ETC専用化」を推進すると説明しました。

首都高の入口はこの春までに90箇所がETC専用となる予定。1年後の2026年度末には、さらに44箇所増え、134箇所がETC専用となる見込みです。

 

この世界は好都合に未完成

 

最悪のタイミングだ…

急いで迂回して関越に乗らないと!(タイムロス10分)

 

-PM18:30(残り1時間半)-

 

しかし、なんでこのトラックこんな遅いんだ??

アクセルべた踏みしてるのに、60km/hしか出ない!!

動け、動け、動いてよ!!

 

 

…これギア6速じゃねえか!

 

 

海賊王目指してる人がこんなこと言うから!

普段AT車運転してる俺みたいな奴が勘違いしちゃうじゃん!(タイムロス10分)

 

-PM19:45(残り15分)-

 

 

ギリギリ実家に到着!

急いで荷物を下ろさないと!

もう時間がない!

 

-PM19:50(残り10分)-

 

-PM19:55(残り5分)-

 

-PM19:58(残り2分)-

 

店員「もしもし、そろそろ返却のお時間ですが…今どちらにいますか?」

緒方「今!!お店の近くです!!」

店員「20時になりましたので、そろそろ閉店のお時間となります。申し訳ないのですが、明日返却していただいても…」

 

緒方「ま、待ってください!!あと2分で着きます!!」

 

キキキーッ!!!ガチャ!!

 

-PM20:02(残り-2分)-

 

緒方「お待たせしました…!」

店員「あ、ご利用いただきありがとうございます。それでは点検しますね」

ギリギリ間に合った…!!

 

「フルスピードで走るのが俺の人生だった」

 

店員「給油はもうお済みですか?」

Oh my god

 

【BGM】サカナクション:怪獣

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