どうも、こんばんは。
友人が「おじいちゃんがボケ防止の本を買ってきたんだけど、前に買ってたの忘れてて家に2冊ある」と言っていたのですが、その話自体が3度目で狼狽えた緒方です。
ご機嫌いかがでしょうか。
本日は4時起床し、お世話になっている会社へ車で向かいました。
先日再設計した「棚〜I’ll be back〜」を実際に作る予定なのですが、今回は曲げ構造がメインです。
曲げを行うためには「ベンダー」と呼ばれるプレス機を使うのですが、会社では現在「ベンダー」の仕事が立て込んでいる状況で、プレス機の空きがありません。
そのような状況にも関わらず、制作に協力していただいていること自体ありがたいことなのに、
「早朝なら誰もいないから使っていいよ」という工場長のノギスさんが声をかけてくださったのです。
しかも5時過ぎにわざわざ工場を開けて作業を手伝っていただきました。本当にありがとうございました。
さて問題の曲げですが、やはりとても難しいです。
ベンダーとは上の刃(矢弦と言います)と下の金型に挟んで押し、角度をつけるプレス機械です。
通常でしたら、このように曲げます。
しかし、今回は中にあるジョイント部分は曲げずに出っ張らせる形状になります。
そのため、ジョイント部は曲げる時に金型からしっかり逃がさないと、
このように煽られて一緒に曲がってしまいます。見事に失敗しました。
どのように修正しようか悩んでいたら、
ノギスさん「上からジョイントの部分だけをプレスして、水平に戻してみよう」
すると…
無事水平に戻りました。ありがとうございます。
上段のボックスと重ねてもズレることなく、中に貼るベニヤとビスでしっかり固定することができます。
修正しましたが、一つ作るのに一時間ほどのため、作業効率は格段に上昇しました。
最終的にはこういう形状になります。ベニヤもぴったりでした。
よし、無事に試作品も完成…あれ?
横側のジョイント、気付かずに普通に90度に曲げていました…
とんだ凡ミスをやらかしました。まだまだですね…。